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Hatch Dental Clinic

開院準備進捗と包括的矯正歯科研究会例会

こんにちは!

Hatch Dental Clinicの平沼です。



 もう開院まで2週間ほどになりました。

新しいスタッフと共に、着々と開院準備を進めております。

ひとりではとても出来ないような収納関係は、みんなに助けてもらいながらなんとか整ってまいりまして、ぐちゃぐちゃだった院内もようやく片付いてきました。

本当にありがたいです。

まだ診療も始まってすらいないのですが、最高のメンバーが集まったと思っています。

みんなで協力し合って最高のクリニックを作り上げられるよう、全力を尽くします。





 そして、頂き物ですが観葉植物も置いて、おしゃれな雰囲気が出てきております。

植え替えや根切りなど難しそうですが、、絶対に枯らさないように、お世話を頑張らなければいけません。




 また、診療ユニットのメガネや小物を置くトレーが必要だったので、どのような物がいいのかずっと考えておりました。

Amazonやホームセンター、雑貨屋さんなどをハシゴしながら小物を揃えていたのですが、小物置きのトレーがどうしても決まりませんでした。




 僕は、趣味にも満たないようなレベルですが、レザークラフトを技工士さんの影響でやっています。

ブックカバーや小物入れなど作っているのですが、小物置きトレーも作ってみようかな?と思い、革を買ってやってみました。

いろいろな作り方があると思いますが、今回はあえて、切って形を作り、コバを磨いただけの物にしました。

それが思いのほか良い仕上がりになったので、見ていただきたくて、この場を借りてご紹介します。

患者様にメガネやスマートフォン、小物などを置いていただけると嬉しいです。



このように、院内に置く物はひとつひとつ自分なりに拘って用意しております。







 本題に入りたいと思います。

9月24日(月)に僕の所属する包括的矯正歯科研究会(IOS)の定例会が開催されました。


ウェブと会場のハイブリッド開催になります。

今回は


『包括的矯正治療・矯正治療における心の問題とその対応について』


と題しまして、東京医科歯科大学教授の豊福先生をメインスピーカーとしてお迎えして、矯正治療という長期にわたる治療と、矯正中の精神疾患との向き合い方について勉強させていただきました。



 矯正治療は他の歯科治療と比較して、年単位に及ぶ長期的な治療です。

その間に全身的な問題であったり、精神的な問題が生じる、あるいは増悪する可能性も考慮しなければいけません。

その際にどういった対応をとるか、という内容を、専門的な視点からご教示いただきました。



 また、白金高輪矯正歯科の間所先生のご講演で、インハウスアライナーという矯正装置を用いた症例発表も大変興味深かったです。

最近はインビザラインを始めとしたアライナー矯正(マウスピース矯正の事です)が盛んに行われています。

これらは殆どが外注による製作です。

クリニックで型取りをして、各社のシステムを利用し、歯を動かすシミュレーションを行い、それに沿ったマウスピース全てが届くというものです。


 インハウスアライナーというのは、インハウスという名前の通り、全てが院内で完結するシステムの事です。

手間が非常にかかるのですが、その都度歯の動きや進捗を確認して、次の手を考えながら進める事ができる、というのが最大のメリットです。


 アライナー矯正も登場から何年も経ち、手法なども成熟してきたように思いますが、まだ進化の余地があるんですね。

これからがさらに楽しみです。






 明日からは、4年に一度開催される日本一大きな歯科のイベント『国際歯科大会』が3日間にわたって開催されます。

日本の歯科界を牽引する先進気鋭の先生方が登壇されるのですが、IOSからも綿引代表を始めとして何名も登壇予定です。

またご報告ができればと思います。

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